カテゴリ : UIデザイン 期間 : 2019年12月 〜 2020年3月 クライアント : 日鉄ソリューションズ株式会社 ディレクション : とりいめぐみ デザイン : 庭石
日鉄ソリューションズ株式会社様より、金融リスク管理システムの新デザインを請け負いました。
管理システムのデザインを、機能や動線を考え直すことも含めて刷新しました。
このシステムはもともと表が多くて細かい上、後から付け足された機能もあり、動線が複雑になってしまっていました。
そこで、デザイン面でできることとして、表を見やすくするほか、似たような機能は同じ見た目で揃えるなどできるだけ統一感を出し、余計な情報で混乱することがないようにと使い勝手を追求しました。 そのために、どこにどんな動線がほしいかというご要望を丁寧に伺ってご提案をしています
まずは現行画面を見せていただき、機能の大まかな遷移図と画面の機能案を紙に書いて、主要なページはfigmaで白黒のものを作り、それをお見せして方向性の提案をするところから始めました。
メインとなるページをデザインデータで用意したことにより、使い勝手が大きく変わる新デザインにイメージを持ってもらいやすくしました。 また、最近のアプリ風にというご要望だったので、表やボタンもシンプルにして、最近のアプリに慣れている人向けのデザインに。
新しく使い方を教わる人でも直感的に操作ができるようになりました。
ご要望は、ダークモードありの、今風でかっこいいデザインとのことでした。 そこで見やすさも追求しつつダークモードの色の案を2パターン提案いたしました。 クールでスタイリッシュなブルー案と、真面目できれいな感じのグリーン案です。
その結果、グリーン案が採用されたのでそちらをブラッシュアップしていき、ライトモードと同時並行で作っていきました。
このシステムがどのように使われているのか、メインで使う画面やメインで売り込みたい画面がどこか、ご要望を丁寧に伺ってこまめに修正していきながら、 見やすさはもちろん、安全で真面目な感じはありつつ、大人しすぎないクリアで今風な色合いに。 「失敗」という結果を表す赤もきれいめな色づかいで、画面に圧迫感が出ないようにし、 またメインカラーである緑の他に紫を使って、鮮やかさと統一感を両立させました。
ライトモードは、ダークモードと対応させながら、オレンジを使ってクリーンでフレッシュな印象に。 ダークモードの色をそのまま使ってしまうと鮮やかすぎて目が痛くなるので、同じに見える色でも微調整しながら見やすさを追求しました。
※先方のご要望のため画像をぼかしてあります。