期間 : 2021年2月 ~ 2021年5月 カテゴリ : ウェブサイト クライアント : スタジオオンサイト株式会社 ディレクション・デザイン・コーディング : とりいめぐみ
ざっくり話せて、仕事が速くてうまいお兄さん。 そんな「お兄さん」を具現化するために、シンプルだけど工夫に富んだサイトをデザイン・作成しました。
「インターネットでできることで、最も祭りに近いこと」 ──それが生放送。
そんな生放送を生業とする、スタジオオンサイト株式会社様から、公式サイトデザイン・作成の依頼を請け負いました。
スタジオオンサイト株式会社様のご依頼内容は、「近所の、なんでもやってくれるお兄さん」のような雰囲気のウェブサイトを作ること。
公式サイトを訪れただけで、この「お兄さん」のことがよく分かるように、格好良すぎないシンプルなデザインにしつつ、いくつかの工夫を凝らしました。
まず、このお兄さんは何でも話しやすくて、ちょっとの無茶振りでもお願いできる。 これを体現すべく、ウェブサイトとしては異例ですが、サイトトップに問い合わせフォームを置きました。
サイトを訪れた人は、すぐに生放送の相談に入れます。
それから、このお兄さんは仕事が速い。決してお客さんを待たせない。 そこで、サイトのページの切り替わり、読み込みが速くなるように設計しています。
また、「お兄さん」の仕事を助ける機能も付けました。
サイトの「やってきた企画」の欄は、特別なウェブ知識なしでも更新できるようにしてあります。 これによって、負担なくウェブサイトを管理できます。
シンプルで肩肘張らないデザインを心がけつつ、ところどころに放送の意匠を散りばめています。
画面にはセーフティエリア(放送において、この内に収まる範囲は確実に映るという枠)がセットされ、サイト下にはカラーバー(複数カメラ間で色彩が異ならないかチェックするためのもの)が添えられています。
この意匠は、サイトを訪れた人に「スタジオオンサイトとは何者か」を瞬時に判明させるだけでなく、お兄さんの──「俺たちの仕事は放送だ」という──アイデンティティの証明でもあります。