デザインスタジオクセモノ

Xemono Inc.

2023/11/29

文字を入力するとき、パソコンは優れた道具だ。でも、文章を考えるときにそうかというとよくわからない。

マウスやキーボードやタッチパネルを前にすると、私はどうも何も考えつかなくなるみたいだ。今日もウェブで申請すべき書類を、フォームのスクリーンショットを撮って印刷して、それにボールペンで書いてからパソコンのキーボードで手書きの文字を見て打ち直した。同じことを2回書いている上に紙まで無駄にしている。非デジタルネイティブと笑われそうだ。

でもこうでもしないと書けないのだから仕方ない。紙とペンは思いつかないときにペンをいじったり腕を回したりができるけれど、キーボードはホームポジションに両手を置いて画面を睨み付ける以外にできることがない。書けないときに書けなさを逸らす方法がないし、構成とか思い付きとかにも向いていない気がするし、フォントの文字も完成されている風で、これでもういいじゃんみたいな気持ちになってしまう。

仕方がないので今でも紙と仲良くしている。これはきっと一生直らない。

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