デザインスタジオクセモノ

Xemono Inc.

2024/04/22

はいと鳴くロボを作っている。めちゃくちゃかわいいけど、行き詰まっている。かわいいだけで、どんな気持ちで起動するものなのかは謎なのだ。

友達にhype manというものを教えてもらう。二人組のラッパーは大抵親分と子分に分かれていて、子分は親分のラップのない間にイエーーー!とかカモーーン!とか親分の名前を叫んだりする。この盛り上げ役がハイプマンだ。

はいロボもこうしようと思う。クソザコかわいいハイプロボで天下を取るんだ。はいロボにもカモーン!といってもらおう。

しかし、試してみるとまずそんな音を作れない。かわいいままハイプな音が作れない。シンセサイザーを触ってああでもないこうでもないとやっていると、こんなシンセの使い方してるの自分だけだろうな、と思う。

結局またかわいいだけのロボになる。もうダメだ。

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