デザインスタジオクセモノ

Xemono Inc.

2024/07/15

敵意のない幽霊

小さい頃、一度だけ幽霊を見た。

自宅のリビングから寝室への廊下を振り返った時、ガイコツが寝室の入り口に立って手を振っていたのだ。

私は母に「お化けいた」と泣きついて、母は「どんなんやった?」と聞いた。私は「手を振ってたで」と言うと、母は洗濯物を畳む作業に戻り、「じゃあ大丈夫や」と言った。

敵意のない幽霊だと判断したんだろう。寝室に行くとガイコツは居なかった。それ以来お化けを見たことはまだない。

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