デザインスタジオクセモノ
Xemono Inc.
Xemono 社長日記

お絵描きAIのMidjourneyで遊んでる人を見かけて、面白そうなので触ってみることにした。
(自分はどんなものでも触ってみて知らないことには、利用することだって反対することだって、有害でない使い方を探すことだってできないと考えている。人文系でもハイデガーはナチだから読まないという人がいるらしいけど、自分は何事にもそうでない態度でいられるといいと思ってる)
適当な文字を入れるとなんか上手そうな絵が出てくる。実際すごい。でもさすがに知ってるものの組み合わせで出してくる感じがするし、発想レベルで新しいやつは出ないな〜とは思う。
出してきた絵を眺めていると、他人の夢みたいだなあと思った。
寝て見る夢って、見ている本人は面白いけど、知らん人の見た夢の話ってマジでどうでもいい。AIに描かせた絵も、リクエストした人は面白いけど結果だけ見せられても全然面白くないかもな、と思う。
けど、絵ってそもそも他人の夢なじゃないか?
他人の夢なのにどうでもよくなくなるということがある、そっちの力の方がすごいんじゃないか?
そういう話を絵描きの友人にしたら、「絵って他人の夢かもしれないけど、でも描いてる時って起きてるし、起きて見る夢はどうでも良くないよ。何かを見せようとして描いてるんだから」と言ってきて、崇高、と思う。