デザインスタジオクセモノ

Xemono Inc.

2024/02/13

肩書き

人に仕事をもらうためには自分で自分を説明しないといけない。でも、自分に肩書きをつけると自分のできることを制限することにならないか?という気持ちがあって、なかなかいい肩書きを見つけられずにいた。

けれど最近、私は少なくとも自分で考えた肩書はいらないと気づいた。

自炊するから料理人ということにはならないし、掃除機かけたから掃除人、とはならない。料理人じゃないから自炊ができないということもない。

本当に肩書に縛られていたのは自分の心だ。人からの仕事をアテにしているから肩書に悩むのであって、自分からなにか作ったりやったりする分には必要ないし、たとえ肩書きがあっても忘れてていいものじゃないか、と。

そこで思い出したのは、私に起業を勧めてきた師匠(勝手にそう呼んでる、本人はきっと違うって言う)が「すきなことをやるために起業をするといい」と言っていたことだ。私はそれを聞いて起業をしたけれど、実は後半しか聞こえていなかったのかもしれない。好きなことをしよう。

自分からこうなりたい、と言って肩書をつけるより、自分が好きでやったことに基づいてあれ作った人!って言われた方が気分いいよ。嘘も言わなくていい。