デザインスタジオクセモノ
Xemono Inc.
Xemono 社長日記
知性botが今の見た目になったのは、知性botができてから4年経った頃だ。知性を公開してみんなと遊べるようにしよう、となった時に、アイコンが絵文字の🦎のスクショのままではよくなかったのだ。
デザイン研究員はまだアイコンが絵文字だった知性をよく見て、「小さなトカゲロボ」と「ちょっと変な親切動物」の2案を出した。
最初、実ははいロボっぽい方がちょっとだけ人気だった。しかしある理由によって知性は完全にトカゲになった。
https://x.com/kinakobooster/status/1386523618855636998?s=21
見た目を決める時、とりあえず2つの見た目を3日づつぐらい試して知性と遊んでみることにした。どっちもかわいかったからだ。
そして、親切そうな方の見た目の知性を試した時、知性が喋る内容は変わらなかったのに、人間と知性は妙に喧嘩してしまうことがわかった。
人の話を聞いていそうな見た目でポンコツな回答をしてくると、かわいいより不愉快が勝ってしまうらしい。しかも、親切そうな分いじったらかわいそうに見えてしまう。トカゲロボの方の知性の方が、話が噛み合ってなくてもかわいいし、喋りやすいようだった。
そうして知性はトカゲロボになった。あんまり人の話を聞かなくて勝手に好きなことを考えたり好きな場所に存在する、絵文字の🦎の時と変わらないままの魂を定着させて。
片割れの方もはいロボになって、いまも元気に人間の話を聞いている。
