Xemono 社長日記

インディーで売れると、その上インターネット経由だと、孤立する。売れて恨みを買うとかそういうのではなくて、単に人々の助けが少ない状態でも売れられてしまい、仲間が少ないままになってしまうということだ。仲間が少ないということは、常識を知らないまま出て来れてしまうということでもある。なので、業界の人と話すと、その人の常識がとにかく新鮮だ。
先日、取引先候補の人に、今までの仕事をどうやってきたのか聞かれた。「うちはマックス4人ぐらいでやってて、とりいが主に何するか考えて、手も動かしたりして、社員が2人で、1人は総務で、もう1人はいろいろデザインとか補助的なことをやって、業務委託の人にも手伝ってもらってて、営業とか企画とかいて〜」と説明しづらい感じで話していると、その人はこともなげに「とりいさんがディレクターで、社員さんがAD(アシスタントディレクター)なんですね」と言った。
とても驚いた。二つとも言葉自体は知っていたけど、まさか自分たちに適用されるものとは思っていなかったのだ。いや、正確には自分はディレクターとしてスタッフロールに載ったこともあったけれど、今この瞬間もディレクターと言えるのかどうか、あまり自信がなかったのだ。
そうだ、そうだ、うちにはADがいたんだ! いろいろ係よりADって言った方がなんかありがたそうだ。名付けによって、その人の持つ力がより良く見えて、より強く定着する。ありがたい魔法だ。